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東京・神田の交通博物館が2006年に閉館した後、JR東日本設立20周年の記念事業として、大宮に新たに建設された鉄道博物館。2007年の鉄道の日(10月14日)に開館し、通称『鉄博(てっぱく)』の名で親しまれています。戦前・戦後に活躍した蒸気機関車などの車両の展示があるヒストリーゾーンや、運転シミュレーター、日本最大のHOゲージ模型鉄道ジオラマなどがあるエントランスゾーンなど、館内は大きく6つのゾーンに分かれています。鉄道ファンだけでなく、ファミリー、カップル、中高年層まで多くの人が楽しめる施設です。 | ||
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● ヒストリーゾーン 鉄道博物館の最大の見所はヒストリーゾーンで、1階から3階まで吹き抜けとなっています。イギリスから輸入され、明治5年に日本ではじめて走った1号機関車や、右の写真にあるような国産のC57形式蒸気機関車など、歴代活躍した貴重な車両がたくさん! 見るだけでなく実際に車両の中に入って当時の雰囲気を味わうことも。木で作られたレトロなベルベットの椅子に座れば、タイムスリップした気分に! また、12時と15時にはC57形式蒸気機関車の転車台回転実演があり、実際に鳴らす大音響の汽笛も迫力満点。至近距離からの観覧はもちろん、2階からの眺めも壮観です。その他にも車輪などの構造を下からのぞいて見ることができるように、車両の下に空間が施されたスペースなどもあります。
● 模型鉄道ジオラマ
2階には、日本の鉄道を再現した鉄道模型のジオラマが。横幅約25m、奥行き約8m、レールの長さは約1400mで、車両数は600両というスケール。鉄道をテーマとしたHOゲージでは、日本最大です。駅舎や発電所、トンネルなどの施設や車両を一望でき、ジオラマの中に鉄道博物館も存在します。夜のシーンでは車両の窓に明かりがともり、春は桜、秋は紅葉と、鉄道とともに四季の変化も楽しめます。
● ラーニングゾーン
鉄道のしくみや鉄道のお仕事について学べる場所がラーニングゾーン。1階は台車の分解や組み立てが体験できる「車両工場ラボ」や、駅係員の仕事が体験できる「駅構内ラボ」などがあり、2階は実際の部品を用いた装置を使い、信号のしくみや鉄道の原理、車両どうしがぶつからないしくみなどを学べます。3階は車輪にどう力が伝わるかなど、模型を動かしながら見学することができます。 |
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運転シミュレータ シミュレータホールにある5台のシミュレータでは、実車走行の映像が迫る、リアルな運転体験ができます。205系山手線は、山手線内回りの実車走行映像で、対向車とのすれ違いで生じる揺れも再現。200系新幹線では自動列車制御装置を体験できるなど、親子で楽しく遊ぶことができます。 |
ミニ運転列車 1周約300mの軌道を3人乗りのミニ列車で走行できるアトラクション。汐留駅、両国橋駅など4つの駅があり、車両は埼京線・武蔵野線、成田エクスプレスなど、合計10両を設置しています。なお、ミニ運転列車はエントランス1階に設置された体験展示予約機にて予約が必要です。料金は200円。 |
駅弁を食べられる専用車両 食事をする場所は「レストラン日本食堂」など1階と2階に2ヶ所ありますが、車内販売でおなじみのさまざまな駅弁を購入することもできます。売店の近くには列車の中で駅弁を食べられる展示車両も用意されているので、駅弁を購入の際はぜひそちらでお召し上がりください! |
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● 所在地 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番 Tel:048-651-0088 ● 営業時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで) ● 休館日 毎週火曜日および年末年始(12/29〜1/2) ● 入館料 一般:1,000円/小中高生:500円/幼児:200円 ● 駐車料金 500円/1日 |
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● 自動車でのアクセス 首都高速埼玉大宮線「新都心西出入口」より約4km 首都高速埼玉大宮線「与野出入口」より約5km 東北道「岩槻IC」より約9km 関越道「川越IC」より約18km
● 公式ホームページはこちら
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