川越散歩
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どんなところ?
「川越」というと、どんなイメージをもっているでしょうか? 江戸時代、川越藩の城下町として栄えたこの都市は「小江戸」と呼ばれて親しまれてきました。そんな川越の中でも、川越市役所近くの「札の辻」交差点から「仲町」交差点までの一番街は、かつての風情を色濃く残した蔵造りの商店が建ち並ぶ、魅力あふれる町並みになっています。毎日多くの観光客で賑わっており、外国人旅行者の姿もよく見かけるほどの観光名所です。あなたも、1日かけて川越をぶらりと歩き、江戸時代にタイムスリップしてみてください!
※写真中の町並みの紅白幕は、「川越まつり」が近かったために取り付けられていたもので、普段はありません。
一番街
photo昔ながらの「蔵」の外観を活かしながら、さまざまなお店が軒を連ねている一番街。そんな一番街のシンボルと言えるのが、右の写真の「時の鐘」です。高さ16mの木造建築で、今も6時、12時、15時、18時に鐘を鳴らし、時を告げています。これらの写真を見て、何か気付きませんか? そう、この町並みには電線がないのです。その他、郵便ポストも黒く塗られていたりと、町の情緒を壊さないよう随所に工夫が施されているんですよ。
こちらに一番街の公式サイトがありますので、あなたのお目当てを見つけて訪れてみてくださいね。
大沢家住宅
川越の豪商・西村半右衛門が1792年に建てた店舗蔵です。川越の蔵造り建築物では最古のもので、国の重要文化財に指定されています。(MAP
埼玉りそな銀行 川越支店
突如として洋風な建物が! これは1918年に建てられた八十五銀行の本店を、現在は埼玉りそな銀行が使っています。国の登録有形文化財です。(MAP
川越市蔵造り資料館
1893年の川越大火の直後、焼け残った蔵造り建物等を参考に、煙草卸商の小山文造が建造。蔵造り家屋の意匠や構造などを見ることができます。(MAP
川越まつり会館
川越まつりは、正式名称「川越氷川祭」といって、毎年10月の第3土曜日と日曜日に開催される関東三大祭のひとつです。川越の町を多数の山車が運行し、山車と山車が向かい合う「曳っかわせ」は大きな見どころ。そんな川越まつりのすべてを、実際の山車ととも知ることができるのが川越まつり会館。必見です!(MAP
菓子屋横丁
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札ノ辻交差点から、少し西に歩いたところにあるのが菓子屋横丁。四角く囲まれた石畳の路地に沿って、20軒ほどの店舗が所狭しと建ち並んでいます。明治初期に鈴木藤左衛門という人物が、江戸っ子好みの駄菓子を作って売り始めたのが、この横丁の始まり。左の写真の右上に写っているお店が、鈴木氏の直系にあたる方が経営している「松陸製菓」。裏の工場で今でも伝統の味を作り出していますが、このお店の名物は巨大なふ菓子。おみやげにも最適ですよ!
玉力製菓
大正3年創業、飴作り一筋。組飴が有名。
雷神堂
秘伝の醤油で作る、焼き立てのせんべい。
三代目 彩香
異色!?な漬物屋さん。種類の多さに圧倒!
松本製菓
自家製のニッキ、べっ甲、はっか飴♪
池田屋本店
米粉100%、全て手作りのだんご屋さん。
江戸や
40種類以上の飴の量り売りが大人気!
ショッピング&グルメ
photo一番街界隈をゆっくり遊んでいると、当然ながらオナカが減ります(笑)。川越の名物と言えば「うなぎ」と「サツマイモ」。うなぎは、かつて市内の河川で良質のうなぎが取れたことから有名に。サツマイモは、江戸時代からの特産品。当時、江戸で焼きイモがブームになったときに、品質のよかった川越イモが評判になったそう。右の写真は、一番街で有名な芋菓子屋さん「亀屋栄泉(MAP)」。たくさんの種類の芋菓子が並んでいて、どれを買ったらいいか迷うほどです。店の2階には「芋菓子の歴史館」 というミニ資料館もありますので、お見逃しなく!
いちのや
「小川菊」「東屋」など、うなぎの銘店がいくつも店を構える川越。写真は「いちのや」。美味しいうな重(松:2400円)に舌鼓!(MAP
さつまいもCafe
菓子店「芋屋福蔵」の奥にあるサツマイモを使ったスイーツを提供してくれるカフェ。写真はオススメのべにあかパフェ(600円)。(MAP
河村屋
本店は大宮なのですが、国産野菜を使用した珍しいお漬物を多種販売している銘店です。「玉ねぎのお漬物」や「大福神漬」が有名。(MAP
スポット情報
● 所在地
・一番街
埼玉県川越市元町〜幸町付近【MAP】
・菓子屋横丁
埼玉県川越市元町付近【MAP】
● 駐車場
駐車場はこちらをご参照ください。
● 公式サイト
小江戸川越観光協会
川越市(観光ページ)
川越一番街商店街
川越まつり

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このスポットにも行ってみよう■川越大師 喜多院
photo 830年、慈覚大師円仁によって創建された喜多院。建物の多くが重要文化財に指定されている貴重な名刹です。江戸城から移築された、「客殿」と呼ばれる家光誕生の間や、「書院」と呼ばれる家光の乳母・春日局の化粧の間が有名ですが、圧巻は日本三大羅漢のひとつに数えられる五百羅漢! 人の喜怒哀楽をとらえた様々な石仏が、約540体鎮座しています。さまざまな表情の羅漢さまに、ついつい見入ってしまいますよ♪
スポット情報
所在地:〒350-0036 埼玉県川越市小仙波町1-20-1(MAP)
電話番号:049-222-0859(喜多院拝観寺務所)
公式サイトはこちら