上野動物園
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どんなところ?
「上野動物園」=「パンダ」のイメージが強いですが、それとともに大切なことは、日本で最古の動物園なのです。開園は1882年、まだ明治時代ですね! また年間入園者数では、近年、一躍有名になった北海道・旭川の「旭山動物園」よりも多く、入園者数日本一の座を守っています。ただ、2008年よりパンダが不在となり、年間入園者数が一時期300万人を割り込む事態が起きましたが、今年度からはパンダも復活! 入園者数にも弾みがつくことでしょう。
当園は、上野恩賜公園内にあって、JR上野駅の公園口から徒歩5分程度のところに「表門」があります。敷地は東園と西園に分かれており、その間をいそっぷ橋(徒歩)と都営のモノレール(有料)がつないでいます。この「上野懸垂線」は、日本初のモノレールですので、来園した際はぜひ記念に乗ってみてくださいね。また西園には、動物とのふれあいを目的とした「子ども動物園」も併設(追加料金なし)していますので、ファミリーで訪れる場合は、お見逃しなく♪
なお2011年5月現在、ホッキョクグマ舎とアシカ・アザラシ舎の改修を行っていますので、ホッキョクグマやアザラシには会えませんので、ご注意ください。水生動物展示施設(仮称)の公開は秋の予定です。
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ジャイアントパンダ
リーリー(オス) シンシン(メス) 大行列の入り口
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質問:今、日本でジャイアントパンダと会える施設はいくつあるでしょう?
答え:東京・上野動物園、和歌山・アドベンチャーワールド、兵庫・王子動物園の3施設。
これって、知ってましたか? アドベンチャーワールドには、何と8頭もいるのです! でも、冒頭で書きましたとおり「パンダ」と言えば「上野動物園」ですよね。お父さん・お母さんの世代で「カンカン」と「ランラン」の来日は、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか? ところが! 2008年4月に「リンリン」が心不全で亡くなって以来、同園にパンダがいなくなってしまったのです。そんな中、2010年に東京都がパンダ復活を宣言! 今年2月にリーリー&シンシンが来日、4月より3年ぶりの一般公開となりました。上野動物園では早逝したものも含めると、10頭目・11頭目のパンダになります。
パンダと言えば、のんびりゴロゴロしながら竹を食べているイメージがあります。でも本来はクマ科の動物。活動的な一面もあり、取材に訪れた時は、屋外の庭をカメラが追えないほど動き回っており、ちょっとびっくり! どうやら午前中は活動的なんだとか。パンダ舎は、屋内と屋外に部屋があって、どちらにパンダがいるかは、その時の運次第。でもその愛くるしい姿を、ぜひ堪能しに訪れてみてくださいね。
切手&募金
たくさんの動物たち
日本一の動物園は、やはり「伊達」ではありません。パッと思いつく動物たちには、大抵、ここで会うことができます。東園では、パンダ舎を筆頭に、ニシローランドゴリラやスマトラトラのいる「ゴリラ・トラの住む森」、アジアゾウのいる「ゾウのすむ森」、定番の「サル山」、珍しい鳥たちを観察できる「バードハウス」などが。西園には、キリン、カバ、ヒガシクロサイ、レッサーパンダなどアフリカの動物たち、ベニイロフラミンゴやケープペンギンなど水辺の鳥たち、そして日本では上野動物園だけでしか飼育されていいないアイアイも見ることができます。
また、いくつかの動物たちでは、“エサやり”を観察することができたり、子ども動物園内では、“ふれあい”タイムも用意されていますので、来園したらまず総合案内所やインフォメーション看板で、各種時間をチェックするのがオススメです。さらに、動物解説員の説明を聞きながら楽しく園内を巡る「ガイドツアー」(無料、詳細はこちら)もありますので、参加してみてくださいね!
最後に注意点をひとつ。動物によっては公開時間が限定されている場合がありますので、「これぞ!」というお目当てがある場合は、予め問い合わせてみてくださいね。実は取材時、カピバラさんに会いたかったのですが、ケージの前に行ったときには、すでに公開休止……。涙を飲んで、再訪を誓いました(笑)。

両生爬虫類館(西園)は、ガラパゴスゾウガメ、イリエワニ、アミメニシキヘビ、オオサンショウウオ、モリアオガエルなどを展示。 小獣館(西園)では、アカネズミ、マヌルネコ、ミーアキャット、ムササビ、トウホクノウサギ、トビウサギなどが見られます。 子ども動物園(西園)には、ウサギやロバ、身近な鳥たちなど、かわいい動物たちがいっぱい! 園内をヒツジやヤギが歩き回っています。
ちょっと一息
パンダ舎の近くには、さまざまなグッズを販売しているショップが。もちろんパンダ関連の商品も揃っていますので、おみやげにどうぞ。 東園には広い休憩所があります。日よけが藤棚でできていて、春には見事な花が見られます。お弁当を作ってここで食べるとか、いいですよね! 東園にも西園にも、ファストフード等が買える売店、食事のできるレストランがあります。園内は広いので、休憩しながら楽しみましょう。
スポット情報
● 所在地
〒110-8711 東京都台東区上野公園9-83
Tel:03-3828-5171
● 開園時間
9:30〜17:00(入園は16:00まで)
● 休園日
月曜日(祭日、振替休日、都民の日は開園・翌日休園)、年末年始(12月29日〜翌年1月1日)
● 入園料
一般:600円/中学生:200円/65歳以上:300円
※都内在住・在学の中学生、小学生以下は無料

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● 駐車場:近くのパーキングを利用
・上野公園第1駐車場(詳細)  ・タイムズ上野駅公園口(詳細)  ・京成上野駐車場(詳細
・上野パーキングセンター(詳細)  ・上野中央通り地下駐車場(詳細
※上野パーキングセンターのみ、動物園の入園券を提示により、2時間以上の利用があれば30分無料のサービスが受けられます。
● 公式ホームページhttp://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/

このスポットにも行ってみよう■パンダな食べ物
●上野グリーンサロン
パンダカレー(800円)、 パンダラテ(400円)、 パンダロール(400円)、 パンダアイス(450円)、
●cafe HIBIKI
パンダミルクパン(220円)、パンダロール(450円)、パンダパンケーキ(250円)、あんパンダまん(120円)、肉パンダまん(180円)
※上野グリーンサロンとcafe HIBIKIのパンダロールは別商品です。
パンダ人気に沸く上野。公園内のお店ではパンダをモチーフにした食べ物や飲み物が、提供されています。今回は、1日30食限定の「パンダカレー」を食べさせてくれる「上野グリーンサロン」とパンダスイーツフェアを開催しているオープンカフェ「cafe HIBIKI」(屋内にも席あり)に寄ってきました! パンダカレーはホワイトカレーソースで作られており、味もカレーとクリームシチューの合の子みたいな味わいで、なかなか美味。cafe HIBIKIのスイーツ関連では、パンダミルクパンが美味しかったです♪ この他にも様々なパンダ関連ショップがありますので、散歩がてらイロイロ探検してみてください!
スポット情報
● 上野グリーンサロン
所在地:東京都台東区上野公園7-47(MAP)
電話番号:03-3824-9931
営業時間:10:00〜19:30
定休日:月曜不定休(祭日は営業・翌日休業)、年末年始
駐車場:近くのパーキングを利用
● cafe HIBIKI
所在地:東京都台東区上野公園5-45(MAP)
電話番号:03-3821-9151
営業時間:11:00〜19:00(※)
定休日:(※)
駐車場:近くのパーキングを利用
※東京文化会館の公演状況により営業日・営業時間が異なります。