サンシャイン水族館
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どんなところ?
photo池袋に、超高層ビル「サンシャイン60」を含む大型複合施設「サンシャインシティ」が開業したのが1978年。サンシャイン水族館(旧称:サンシャイン国際水族館)は、そのサンシャインシティ内のワールドインポートマートビルに、日本初の都市型高層水族館として同年開館しました。ビル内の水族館ということで、通常の水族館に比べて敷地面積は劣るものの、珍しい生物の展示や各種イベントなどの工夫で、32年間にわたり大きな人気を博してきました。そして2010年9月より1年間休館、2011年8月4日装いも新たにリニューアルオープンしました!
新しい水族館は、「大海の旅」「水辺の旅」と名付けられた屋内2フロア、「天空の旅」と名付けられた屋外のマリンガーデン、「カフェ ラグーン」という軽食&喫茶店、公式ショップ「アクアポケット」という構成になっています。オープンしたてということで大賑わいを見せる、まさに注目のスポット! 2つのフロアとマリンガーデンを中心に紹介していきますね。
大海の旅〈水族館1階〉
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水族館1階にある「大海の旅」フロアには、海岸・湾内・沖合・外洋と、さまざまな水域に生息する多くの魚類や哺乳類、無脊椎動物が生活しています。
注目は「サンシャインラグーン」と呼ばれる大水槽。観覧面が大きくラウンドした水槽になっていて、中で泳ぐ魚たちを、多くの人がいろいろな角度から眺めることができるように作られています。ここでは「水中パフォーマンス」イベントが概ね1時間おきに行われており、水槽内にダイバーが登場。水中マイクを使って、その中を泳ぐ魚たちについて解説してくれます。また「サンシャインラグーン」後方にある「ラッコの海」でも“エサやり”イベントがありますので、キュートなラッコの姿を楽しみたい方は、お見逃しなく!
また「クラゲトンネル」と呼ばれるトンネル型水槽で、ゆうゆうと泳ぐ美しいクラゲを楽しめますし、リニューアル前から大人気だったマンボウも健在! その他にも、色鮮やかなサンゴ礁の水槽を眺めたり、引っ切りなしに泳ぎ回るイワシの動きに驚いたりと、心ゆくまで海中散歩が楽しめます。
水辺の旅〈水族館2階〉
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水族館2階にある「水辺の旅」は、世界中の河川・湖・海岸の水辺の生き物たちを紹介するフロアになっています。1階と同じく魚類や無脊椎動物をはじめ、こちらではカエルやヘビ、カメの仲間などの両生類や爬虫類もたくさん暮らしています。
1階から2階へ階段を上がると、パッと視界が青から緑に変わります。壁に沿って設置されている「アクアプランツ」では、水辺の光射す緑に包まれ、またそれに続く「大河アマゾン川」では、うっそうと茂るジャングルが再現されています。奥へ進むと「マングローブの森」の水上水槽にはハゼやカニが、また「両生類の世界」では珍しいカエルが飼われている水槽などもあり、ちょっとワクワク!
個人的なお気に入りは一番奥にある、世界のサンゴ礁を再現した水槽群。「クマノミとイソギンチャクの海」「グレートバリアリーフ」「沖縄・白保」など、色鮮やかな熱帯魚やイソギンチャク、サンゴなどが目を楽しませてくれて、気分は現地でのシュノーケリング!
それぞれの環境の中で生活する、たくさんの生き物たちの生態をゆっくりご覧になってください。
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天空の旅〈マリンガーデン〉
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2階から階段を下りて屋外に出ると、そこには何とヤシの木が!? 都会のビルの屋上に広がる南国リゾートな雰囲気は、ちょっとビックリな感じです。
まず目に飛び込んでくるのは、空中に浮かぶ水槽「サンシャインアクアリング」。アシカが頭上にあるリング状の水槽をグルグルと泳ぎ回っているのです。近くに座れる場所もありますので、気持ちよさそうに泳ぐアシカを見ながらちょっと一息、なんてのもアリ!です。マリンガーデンは、見どころがたくさんあって、まずは「ペンギンビーチ」。そこには南アフリカに生息するケープペンギンがわんさか! それもそのはず、この水族館はケープペンギンの飼育数が国内最多だとのこと。そりゃ見ごたえがありますよね。
その他にもミナミコアリクイやペリカン、ピラクルなどの巨大魚の展示もありますが、やっぱり見逃せないのはガーデン中央の「パフォーマンスステージ」で行われるアシカのショーイベント。一番前に座れば、アシカとの距離はわずか1メートル。元気でかわいらしいアシカたちのステージが、存分に楽しめますよ!
※各種ショースケジュールについては公式サイトを参照して下さい。
ショッピング&レストラン
せっかくサンシャインシティまでお出かけしたなら、帰りは当然、ショッピングとお食事をしてから、家路についてくださいね! 地下1階〜1階にある「ALTA」、地下1階〜3階までの「専門店街アルパ」と合計250以上の店が軒を連ねる大ショッピング&レストラン“シティ”なのです。「アルパ」の3階はレストラン街になっており、和食・洋食・中華などなど、何でもござれ! またサンシャイン60の58階〜59階にもスカイレストランがあるんです。これ、水族館“ついで”ではなく、ショッピング&食事のために出直した方がよいかもしれませんね(笑)
噴水広場 専門店街アルパ レストラン街
これが有名な噴水広場。ステージではたくさんの催し物が開催されます。 地下〜3階まで、ぎっしり立ち並んだ「専門店街アルパ」回るだけでヘトヘト!? 「専門店街アルパ」3階のレストラン街。30軒ものお店が入っています。
オススメは、サンシャイン60の58階にある「サンシャイン クルーズ・クルーズ」。ランチタイム(月〜金:11:30〜15:00/土・日・祝:11:00〜15:00、時間制)に訪れれば、大人2,100円・小学生1,050円・幼児525円でランチバイキングが食べられます。東京の街を見下ろしながら、美味しい食べ物や飲み物、デザートがたっぷり楽しめますよ! サンシャイン クルーズ・クルーズ サンシャイン クルーズ・クルーズ
スポット情報
● 所在地
東京都豊島区東池袋3-1
サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上
Tel:03-3989-3466
● 営業時間
10:00〜20:00(4月1日〜10月31日)
10:00〜18:00(11月1日〜3月31日)
※最終入場は終了30分前まで
※営業時間は変更になる場合があります
● 休館日
なし
● 入場料
大人(高校生以上):1,800円
小人(小・中学生):900円
幼児(4才以上):600円
シニア(65才以上):1,500円

大きな地図で見る
● 駐車場
サンシャインパーキング(地下、1,800台)
● 公式ホームページhttp://www.sunshinecity.co.jp

このスポットにも行ってみよう■コニカミノルタプラネタリウム“満天”
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サンシャインのプラネタリウムは、水族館と同じく1978年より営業をしてきましたが、2003年に一旦閉館。その後、コニカミノルタプラネタリウムが事業を継承して、2004年から「星空をとことん楽しむ」をコンセプトに、よりエンターテインメント性の強いプラネタリウムとして再始動しました。さらに今年、投影機材を最新鋭のデジタルプラネタリウムシステムに刷新して7月7日の七夕にリニューアルオープン!
今回投入された機材は、宇宙空間の星の位置を3次元データとして保持しているため、地球から100億光年以上も離れた宇宙で見る星空も、正確な位置関係で投映することができるというスグレもの。さらに世界最高レベルの画質を誇る6台のプロジェクターを連動させた全天周の映像と立体音響システムで、臨場感は抜群! 上映作品全部を見たくなってしまうくらいのスゴさです。
また夜のプログラムは「ヒーリングプラネタリウム」と銘打って、なんと、アロマの香りが漂う中で星の観賞。もう病みつきになりますよ。ファミリーで、カップルで、ぜひお出かけください!
※各プログラムの上映スケジュールについては公式サイトを参照して下さい。
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スポット情報
所在地:サンシャイン水族館に隣接 / 電話番号:03-3989-3546 / 営業時間:タイムテーブルは公式ホームページをご覧ください / 定休日:なし / 観賞料:大人(高校生以上):1,000円、小人(小・中学生):500円、幼児(4才以上):400円、シニア(65才以上):800円 / ※ヒーリングプラネタリウムは、一律1,300円 / 公式ホームページ
2011年秋の上映プログラム〈9月10日(土)〜〉
Galileo(ガリレオ) フジテレビ×満天 宇宙天気予報 天の川 星とアロマの夕べ
アメリカのダニエル M ソレフ・プラネタリムで制作された、中世から現代までの望遠鏡による宇宙発見の歴史を綴った人気作品。日本初公開です。 月にあるという設定の「フジテレビMoonスタジオ」から、太陽系惑星の天気や星空の話などについて、現場中継も交えておくる宇宙情報番組。 七夕伝説も織り交ぜながら、満天の星とゆったりした音楽、リラックス効果の高いラベンダーの香りの中、天の川の中をゆるりと旅していきます。